慎重に結納準備を

結納は伝統に則ったおめでたい儀式ですから、自宅で行なう場合も、相応の準備を慎重に進めることが必要になります。

結納

まずは家の外まわりや部屋をていねいに掃除します。
当日、玄関まわりには打ち水をしましょう。
玄関には、お祝いにふさわしいおめでたい素材の花を生けます。

結納の儀が始まる前は、先方の控えの間にお通しします。
控えの間もきれいにととのえておきましょう。
部屋数が少ない場合は、結納を行なう部屋に直接入っていただいてかまいません。

結納の儀の前に出す桜湯(あるいは昆布茶。一部の地域を除き、緑茶は「茶を濁す」などの理由で敬遠しています)も忘れずに準備しておきます。
お菓子を添える場合はおめでたい銘の入ったものや、おめでたい形の小さめの干菓子などを用意します。

結納後、そのまま自宅で祝い膳を囲む場合は、その準備や手配も怠りなく進めておきます。

当日は大切な結納の雰囲気をこわさぬよう、人の出入りがないようにあらかじめ用意をし(たとえばインターホンに張り紙をしておくなど)、電話は留守番電話をセットしておくなどの配慮もします。

仲人の車の手配や、仲人あるいは先方が自家用車で来る場合(祝い膳を囲む場合は、酒席となるので自家用車の使用は極力避けます)の駐車スペースの確保などにも気を配るようにします。

豆知識

おめでたい席でいただく飲み物について

桜湯は桜の花の塩漬けを湯に浮かべたもの。
お見合いや結納など、おめでたい席には欠かせないものです。
お湯を注ぐと、桜の花が開き、見た目にもおめでたい感じがします。
地方によっては「喜ぶ」の意味で昆布茶をいれます。
緑茶は「茶を濁す」「茶々をいれる」「何度も出る」などの理由で通常はつかいませんが一部の地方(九州の一部など)では結納のときに緑茶をだすしきたりがあります。

男性宅で結納を行なう場合は

最近では、婿養子の場合でなくても結納を男性宅で行なうケースも見受けられるようになりました。
この場合は、「女性側に結い納品を贈る」というよりは「一堂に会して結納を行なう。
その場所が男性宅である」ということになります。
ですから結納のときの席次などは、一堂に会して行なう結納と同じと心得ておけば間違いはありません。
結納の準備は、女性宅(あるいは仲人宅)で行なうときと同じように進めます。

結納の形式とマナー

目安は結婚式の10~6ヶ月前

■結納を行うまでの段取りのいろいろ

■結納の歴史とその語源について

■結納前の準備と確認

■結納の5つの形式

■結納の形式と結納の会場

■結納の日取りの選び方

■知っておきたい結納品の種類

■両家で相談して、結納の品目数を決定

■結納品と結納返しの傾向

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■結納金の金額の決めかた

■結納の内容としきたりに応じ、目録と受書を準備

■目録と受書のほかに家族書、親族書、健康診断書を用意

■結納時の服装マナー

■結納直前の準備・・・念には念を入れる

■結納直前の準備・・・結納の形式に合わせて席次を決定

■両家合同で行なう結納の場合

■女性宅で結納を行なう場合

■仲人宅で結納を行なう場合

■仲人が使者になる結納が一般的なスタイル

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■仲人へのお礼と心配り

■結納後の祝膳