結納品の品目数

結納の品目数は地方によって異なります。

関東では9品目が正式とされ、全部を一緒に白木の台にのせる「一台飾り」が一般的です。
しかし最近では、略式の7品目、5品目ですますカップルも増えています。

結納関西では熨斗のし末広すえひろ小袖料こそで家内喜多留料やなぎだる松魚料まつうおの5品目を基本に、両家の意向でその他の品目を加え、15品目くらいまでの間で調整します。
東海は基本が7品目、九州は9、11または13品目ですが、どちらも関西同様、その他の品目を加える場合が少なくありません。
東海以西では1品目ずつ別々の台にのせる形が正式ですが、飾るスペースの都合もあり、最近では何品をまとめてひとつの台にのせたものも人気です。

結納の品目数は「決して2つに別れない」という理由から、必ず奇数にします。

結納品を男性側から女性側とでとりかわす(交換する)関東の場合、結納品の品目はどちらも同じになるように、あらかじめ双方で相談して決めておきます。
ただし、男性側が9品目で女性側が7品目というように、女性側が品目数をおさえる場合もあります。

東海以西では、結納品を双方で取り交わさず、男性側が女性側に結納品を贈り、女性側は男性側に「結納品を確かに受け取りました」という意味の受書と、長熨斗、末広を渡すのが一般的です。

地方によっては、結納時に男性側が女性の家族に、目録を添えておみやげを持参する習慣があります。

双方の地方の習慣を調べ、どちらのしきたりに合わせるか、どのような形で行なうかを両家で話し合って、品目数の調整をするようにしましょう。

豆知識

結納品の値段はどれくらい?

結納品は飾りのつくりや大きさ、水引の豪華さなどで値段に差が出ます。
宝船や翁人形の有無などによっても値段は異なりますが、関東地方の9品目一台飾りで2~3万円程度がふつう。
関西と東海では最低でも5万~10万円が一般的な値段のようです。
品目数が多い九州地方では、10万円前後が一般的な目安だとか。
東海以西では、しっかりそろえると40万円ほどにもなるそうです。
自分たちの予算を考慮して選ぶ必要があります。

簡略化した結納品の内容は

関東の結納品3品目とは、目録、長熨斗、金包のこと。
5品目の場合は、それに友白髪と末広が、7品目ではさらに寿留女と子生婦が加わります。

結納品の品目数の決め方

両家が住んでいる地方の習慣、家の考えかたなどに則り、予算も考慮して決めます。
ただ、しきたりにこだわる人がいたり、あとになって「家庭が円満でないのは○○を省略したせいかしら」などと悩みやすい性格の人は、一通りそれえたほうが無難です。
同じ予算で、豪華な結納飾りを品数少なくそろえるか、結納飾りのグレードを多少下げても全品目そろえるかは、カップルの考えかた次第でかまいません。

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