仲人への謝礼とお祝い返し
仲人への謝礼とお祝い返し
婚約を解消した場合でも、仲人にはきちんと謝礼を渡します。
「薄謝」と記した熨斗袋に相応の現金を入れ、おわびにうかがいます。
中身は折半します。
一緒に出向くのが難しい場合は、謝礼の半額ずつを包んで、別々にうかがいます。
お祝いをもらった人にも、あいさつ状におわびのことばを添えて知らせます。
いただいたお祝いはそのまま納め、同額程度の金券類(商品券など)をお返しするのがスマートです。
その際には「お納め願います」とあいさつします。
「お返しします」ということばは、せっかくお祝いをくださった相手に失礼なので、絶対に避けましょう。
婚約解消時に返すべきもの
結納金や結納品、受書、婚約記念品などはもちろんですが(指輪などの場合は相応の現金を返すことも)、家族書・親族書・健康診断書・写真など婚約で取りかわしたもののすべてを返します。
また、交際期間中にやりとりした手紙や、撮影した写真なども、あとに残らないようにすべて処分します。
特に、一方が婚約解消に納得していない場合、まれなケースではありますが、「せめて手紙だけは持っていたい」などと事態がこじれることもあります。
このようなときには、間に入った仲人や弁護士などに、「送った手紙が○通と、一緒に撮った写真○枚があるはずなので、返してもらって処分したい」と伝えて返却してもらい、第三者とともに処分するといいでしょう。
婚約期間中には、基本的に、形に残るものをあまりやりとりしないほうがいいといわれるのは、このうにな「万一」に備えてのことのようです。
婚約していたという事実も、婚約を解消したということも、別に隠すような恥ずかしいことではありません。しかし、できる限り形を残さないように処分するのが、マナーにかなっているといえるでしょう。