披露宴の演出マナー
披露宴席での歓談やマナー
披露宴がいよいよ始まる前に
●披露宴前の来賓の歓談時は
挙式後、記念撮影がすむと、家族や親族は控室で招待客にあいさつしてまわります。
わざわざいらしてくださったことにたいするお礼の言葉をかけたり、飲み物を手配したり、ひとりで手もちぶさたにしている方に声をかけたりと、するべきことはいろいろ。
招待客の居心地悪い思いをさせぬよう、配慮を怠らないようにしましょう。
最近では新郎新婦も控室に出向くことが増えましたが、その際には仲のいい友人とばかり話すのではなく、いらしてくださったすべての人に声をかけるように気を配ります。
うれしくて気分が高揚するのはわりかますが、男性も女性も花婿花嫁らしい落ち着きを忘れないようにしましょう。
●招待客の氏名、肩書きの確認を
主賓や祝辞・余興担当の人などの名前や肩書きを、披露宴で呼び間違えるのはたいへん失礼にあたります。
直前にもう一度、入念なチェックをしておきましょう。
●祝辞や余興のときには
媒酌人や主賓のあいさつ、祝辞や余興などは、ひとつひとつ、ひとことひとことを心に刻むつもりで、相手のほうに身体と顔を向けて、熱心に耳を傾けます。
●食事のマナー
かつては披露宴の間は、新婦は何も食べないというのがふつうでした。
最近では食べてもかまわないようになりましたが、大きな口を開けて口紅がはげるような食べかたをするのはいただけません。
周囲も不愉快に感じますし、口紅がはげた姿で写真やビデオに残るのは、本人も不本意なはずです。
式場の人に頼んで、料理をあらかじめ食べやすい大きさに切り分けておいてもらうといいでしょう。
ナイフやフォークの扱いに自信のない場合は、事前に正しい食事のマナーを心得ておくようにしましょう。
●来賓の出迎え、見送り時
招待客ひとりひとりに、心からの感謝をこめて、笑顔であいさつしましょう。
見送りのときは、親しい友人とつい盛り上がりがちですが、新郎新婦としての気品ある立ち振る舞いを心がけまょう。
晴れの挙式当日の進行や流れ
・目安は結婚式の6~1ヶ月前■晴れの挙式を成功させるために・・・知っておきたい当日の準備と流れ
披露宴の進行について
披露宴の進行には、特に決まりはありません。
自由に組み立ててかまわないのですが、格式にこだわる人が多い場合には、媒酌人のあいさつ→主賓祝辞→乾杯といった一般的な形式をなぞるのが無難です。
最近の披露宴事情
最近は、披露宴中に新郎新婦が何度も退席するのは招待客に失礼という考えが主流で、お色直しの回数は減ってきています。
お色直しはなしというカップルも多くなっています。
以前は披露宴につきものだったキャンドルサービスも、別の演出を用意するカップルが増え、その内容は多種多様になってきています。
花束贈呈も、両親への感謝は身内だけでという考えの人たちの間では、行なわない傾向が多くなってきています。
晴れの挙式当日の進行や流れ
・目安は結婚式の6~1ヶ月前 ■晴れの挙式を成功させるために・・・知っておきたい当日の準備と流れ主流は生花。香りの強い花には注意をして
挙式・披露宴には、花の存在が欠かせません

ブーケも含め、以前は造花を利用するケースが多かったようですが、近年は本物指向となり、ケーキは生ケーキ、花はすべて生花というのが主流です。
母親あるいは本人、親戚の女性などがリボンフラワーを趣味にしていたり、当日のブーケをそのまま記念に残したいといった場合などには、造花を利用することもあります。
花にこだわる場合は、趣味に合うフローリスト(花屋)にお願いするケースも増えています。
店の選びかた次第では、そのほうが安くすむこともありますが、会場によっては持込ができないところもありますし、持ち込んだ場合、管理が自分自身の責任になることも。
本番までしおれることのないよう、充分なケアが必要です。
●装花
結婚式場や披露宴会場、場合によってはエントランスのウエルカムボードなどを飾ります。
装花は金額の違いがわかりやすいアイテムですから、見本の写真や、同じ装花をほどこした会場実物などを見せてもらい、じっくり検討するといいでしょう。
自分の好きな花を飾る、全体の色をコーディネートするなど、花にこだわるカップルも増えてきましたが、注意したいのがその香り。
香りの強い花を選ぶと、せっかくの料理の味の邪魔になりかねません。
見た目や色で主張はしても、香りで主張することのない花を選ぶことが重要です。
また、着用するドレスの色や、会場の雰囲気に合わせることも忘れずに。
最近は、そのまま招待客が持ち帰れるよう工夫した装花(人数分の小さいアレンジメントを寄せ集めて、一卓分の装花にしておき、おひらきの直前、各招待客に配るなど)が人気です。
●ブーケ・ブートニア
ブーケとブートニアは、衣装が決まってから、衣装の色やデザインに合わせて発注します。
ドレスの形によって似合うブーケの形があるので、わからなければ担当者に相談するといいでしょう。
最近はブーケに合わせ、髪や首、二の腕などに飾る生花も発注するケースが増えています。
さらにドレスにも花をあしらうなどして、花いっぱいのイメージの装いをほどこす人も増えました。
生花は管理が難しいので、会場外のフローリストに依頼する場合、どこまでケアしてもらえれるかを確認しておくことが大切です。
いすせれにせよ、ブーケのケアを当日、自分で行なうようなら、方法をよく尋ねておき、しおれさせないよう気をつけます。
ブーケやブートニアの発注は、式の1ヶ月前までにはすませておきたいものです。
ブーケ・ブートニアの由来
ブーケ・ブートニアの始まりは、男性が野に咲く花を摘んで女性に贈ってプロポーズし、その返事がOKならば女性がその中から一輪の花を抜き取って、男性の襟にさした風習に由来するとか。
ですから、ブーケとブートニアは同じ花で作り、正式にはブーケの費用を男性が、ブートニアの費用は女性が負担します。
挙式時にブーケは白一色で作るのが基本でしたが、近年は、アクセントにピンクやブルーの花をあしらったり、多くの花材を使ってカラフルにコンパクトにまとめたりしたブーケも人気です。
色ドレスには、ドレスの色に合わせたブーケを用意しますが、挙式と披露宴の両方を、お気にいりの同じブーケで通す人も、最近では増えてきました。
ヘッドドレスの生花
ヘッドドレスには本来は、オレンジの白い花を飾るのがしきたりでした。
オレンジは、花が咲いたあと、すぐ実になるので、子宝を授かりたいという希望を託したといわれています。
花言葉は「寛大・繁栄・優しさ・多産」です。
その花言葉が結婚にふさわしく、花の香りも優しいので好まれたようですが、最近は新婦の好みの花を選ぶ傾向が強くなっています。
ブーケトスについて
後ろ向きになった新婦が、背中越しに未婚の女性に向けてブーケを投げます。
みごとに受け止めたラッキーな女性が、次の花嫁になるといわれています。
最近、このパフォーマンスは多く行なわれるようになり、ブーケトス用のブーケ(危なくないように茎などを短めに、小ぶりに作っておく)を用意する人も増えました。

晴れの日の衣装~結婚指輪の選びかた
目安は結婚式の5~1ヶ月前■晴れの日の衣装選び・・・挙式披露宴のスタイルに合わせた衣装選び
■花やブーケのこだわり・・・主流は生花。香りの強い花には注意をして
■結婚指輪の購入・・・挙式の一ヶ月前までに余裕を持って注文を
■晴れの日を美しくするために・・・ヘアメイクについての打ち合わせのポイント
スピーチ・余興の依頼をするには

祝辞や余興を依頼するときは、まず電話で一度お願いをしてから、招待状にもその旨を書いた紙(しおり)を添えます。
招待状が着いたころを見計らって、もう一度お願いすれば完璧です。
さらにはほかにどんな人がどんな話(こと)をするのかなどを伝え、使いたいもの(カラオケ装置など)がないかどうかを確認しましょう。
祝辞や余興を依頼したら、必ず披露してもらいましょう。
時間がなくなったという理由で、当日いきなり割愛するのは、あまりにも失礼です。
心をこめて準備をしてくれた、相手のことを考えましょう。
そのような事態を避けるためにも、進行スケジュールは時間に余裕をもって作っておくことが大切です。
依頼は手順を踏んで
スタッフの人たちには、当日、いろいろな手間とめんどうをかけるだけでなく、それ以前にも打ち合わせなどで時間をとらせることになります。
親しい間柄でも、礼をつくすことを忘れないようにします。
電話だけですませず、さらに招待状に一筆添えたり、別便で手紙を書いたりします。
また、電話でお願いもしないうちに、いきなり招待状に依頼の旨を書き込んで送るのも失礼です。
きちんと手順を踏まえてお願いしましょう。
友人に依頼した場合でも、当日(または後日)相応の謝礼やお礼の品をお渡しするのが礼儀です。
披露宴のスタッフ人選や協力者の選び方
祝辞や余興の依頼をする相手は
結婚する本人をよく知っている人にお願いしましょう

ふたりに関するエピソードや心温まるお祝いの言葉など、スピーチを披露してくれる人の存在は重要です。
格式を重んじるあまり、親の知り合いの町の名士といった、本人をよく知らない人に依頼しても、心温まるスピーチは期待できません。
余興も、招待者全員が楽しめるものを工夫して依頼しましょう。
身内だけで盛り上がったり、一部の人たちだけの自己満足で終わることのないように気をつけます。
