結婚式場の選び方
候補のしぼり込みから契約までのしかた
挙式・披露宴のイメージがふたりの間である程度固まったら、条件に応じていくつかの候補を探します。
①希望の式場の絞込みたくさんの式場のなかからいくつかの候補をしぼり込む作業には、ブライダル専門のムックや情報誌を使うと便利です。
プロデュース会社を利用する方法もあります。
お目当ての会場をピックアップしたら、電話をしてパンフレットなどを取り寄せて研究・検討をします。
インターネットを使って、その会場が開設しているホームページをのぞく方法もあります。
この段階で、挙式スタイルや予算、招待客の人数、希望の日取り、料理の内容などをふたりの間でだいたい決めておきます。
②会場の下見内容が気に入ったら、必ず実際に現地を訪れましょう。
写真と実物とは、かなり違うものです。
また、従業員の応対や心配り、料理の味、会場全体の雰囲気など、実際に出かけてみないとわからないことも多いものです。
パンフレットやホームページではわからない部分を、しっかりチェックしましょう。
必要ならば会場に予約をして下見したり、ブライダル・フェアに出かけたりします。
めんどうがらずに、最低でも3~4ヶ所は下見に訪れることをおすすめします。
結婚式の下見というと、先方の愛想がいいのは当然です。
あくまで一般の客としての視線で見ることも大切です。
宴会場は、セッティングした状態と、ガランとした状態とでは、見た目がまるで違います。
できれば披露宴前のセッティングした状態を見せてもらえるよう依頼します。
ブライダル・フェアをのぞくか、自分たちが使いたいと思っている宴会場を、午後からの披露宴のセットがすんだ状態で(午前中に)見せてもらうのがベストです。
そのときには、招待客何人分のセッティングがなされているのかもきいてみましょう。
新郎新婦の控室や親族控室はもちろん、メイク室やトイレなど、気になるところは全部見るくらいの気持ちで出かけます。
できれば、その会場を利用した人の話も聞きたいところです。
大安吉日の休日を選んで見に行けば、ロビーや喫茶室には、招待客があふれています。
ピークの状態での式場側の対応や、披露宴後の招待客の会話なども、参考にしてみてはどうでしょう。
気に入った式場が見つかったけれども、もう少し検討したいというときには、仮予約のシステムを利用します。
仮予約の有効期間は、会場によって多少異なりますが、通常は1週間です。
この間は、特別な予約金など支払わずに、無料で希望の日取りの式場や披露宴会場をキープしておくことができる制度です。
仮予約の期間中に、会場側に細かい見積もりを出してもらったり、内容について詳細な説明を受けたりして、最終的な検討を行ないます。
④予算の相談と内容の検討下見の際(または仮予約時)、式場では見積もりを立ててくれます。
予算は最終的にオーバーすることがほとんどですから、最初のうちは予算を少なめに申告して、見積もりを立ててもらうようにします。
会場で係りの人にあれこれすすめられ、ふたりの夢もふくらんで、つい予算を大きくオーバーしてしまうこともあります。
本予約の前には、あとで内容の変更が可能かどうか、確認することも大切です。
料理の内容や招待客の人数、衣装などの変更を、変更料なしで行なえるかどうかは、じつはとても大切なことです。
「パックで80名で200万円です。全部付いていますから安心ですよ」といわれることもありますが、どのようなときでも詳しい内容を納得のいくまで確認しましょう。
どれがパックに含まれていて、どれがオプションのメニューで、オプションはいくらなのか。
パックに含まれているのは料理や装花はどのようなグレードのものか。
お金をプラスすれば料理や装花のグレードアップは可能なのか。
衣装はどれくらいの点数のなかから選べるか。
気に入ったものがなければ持ち込めるかなど、確認すべき事項はたくさんあります。
情報誌や本などでチェック項目を調べ、一覧表にして持っていくと安心です。
予算について相談するときには、両家(ふたり)の費用の分担についても話し合っておきましょう。
⑤第三者に意見を聞くもちろんふたりだけで会場を決めてもかまわないのですが、できれば双方の両親の意見を聞くようにします。
細かい心配りが必要な挙式・披露宴に関しては、人生経験を積んだ両親の意見が参考になることも多いものです。
すでに結婚した友人のアドバイスなども、思いがけず役に立つものです。
式場と実家が近ければ、両親に下見に同行してもらうといいでしょう。
遠方の場合も、パンフレットなどを送って意見をきくようにすると、両親に疎外感を抱かせずにすみます。
気に入った式場が見つかったら、本予約(正式予約)をします。
これには予約金が必要で、会場によっては5~30万円程度を納めるのがふつうです。
このときに、キャンセル料も確認しておきます。
キャンセル料は会場によって違いますが、一般的には6ヶ月前まではなし、3ヶ月前くらいまでが半額程度、それ以降は全額近くというのが目安です。
挙式・披露宴までの準備とマナー
目安は結婚式の10~6ヶ月前■結婚式の日取りの決め方・・・皆が心地よく過ごせる季節・日時を
■挙式・披露宴の会場探し・・・ふたりの希望のプランに合わせた会場選び
■挙式・披露宴の会場探し・・・候補のしぼり込みから契約までのしかた
ホテルや専門式場など、候補はたくさん
いろいろ研究をして、自分たちの希望に合った会場を探しましょう。
かつてはホテルでの挙式はともかくゴージャスでお金がかかるという印象でしたが、いまは手ごろなプランが登場しています。
逆に専門式場もリニューアルをほどこすなどして、洗練されたイメージのところが増えてきました。
レストラン・ウエディングも、とくに都市圏ではふつうに行なわれるようになり、違和感はなくなっています。
つまり会場の違いによるそれぞれの特性は薄れ、どんな会場でも、ある程度、予算に応じたプランが組めるようになっています。
挙式会場の種類のいろいろ
神社
神前式をおこないます。
和装(いわゆる白無垢)で挙式したい場合は、このスタイルか仏前式(あるいはきまりのない人前式)のいずれかを選ぶことがほとんどです。
大きな神社では系列の専門式場やレストランを併設しているところもあり、披露宴も続けて行なえます。
ホテル
たいていの形式の挙式に対応してくれます。
ただし、仏前式を行なえるホテルは少ないので、確認が必要です。
館内に神殿や、チャペルなどを持っています。
教会式の人気にともない、独立チャペル(敷地内や屋上に独立して建つチャペル)を持つホテルも増えました。
ロビーや庭、館内のレストランなど、挙式場所の選択肢も多く、さまざまな場所で人前式や教会式に対応してくれます。
式場
公共のものと専門式場があり、前者は料金の安さが魅力です。
後者は最近、施設の充実に力を入れ、独立チャペルを持っているところも増えました。
近年、都市部では特に、ホテルとの差がなくなってきています。
教会
基本的にはキリスト教信者以外は挙式できませんが、勉強会などに参加することで挙式が可能な教会もあります。
しかし、あくまでも布教活動の一環として式を挙げてくれることを忘れないようにしましょう。
仏閣(寺院)
仏前式を行ないます。
和装が基本ですが、洋装で行なうこともあります。
男性側か女性側、いずれかの縁の深いお寺で行なうことが多いようです。
料亭
日本のよさにこだわる和婚派に人気があります。
人前式か、店によっては神前式が可能。
和装が基本ですが、人前式ならば洋装が可能な場合も。
しかし、雰囲気からいっても、和装のほうが似合います。
レストラン・レンタルハウス
ここ数年で挙式・披露宴に対応できるレストランが急増しました。
挙式スペースを設けることのできるレストランも多く、提携している教会から牧師を呼ん
で教会式を挙げられるところもあります。
教会式が無理でも、人前式ならばOKというところも。
ウエディング用の一軒家も急激に増えつつあります。
船上
ここ数年、船上での挙式も人気ですが、荒天のときは少々やっかいなこともあります。
船上に牧師を呼ぶ教会式、友人を証人にする人前式のほか、船上ならではの船長(キャプテン)に愛を誓う形の挙式もあります。
海外
外国の教会またはホテル内のチャペルなどでの教会式か、渡航した国の伝統的スタイルに則った挙式、または人前式などが行なえます。
ロマンチックな古城や宮殿、緑あふれるガーデン、滞在した都市の市長などが証人になってくれるシビルウエディングほか、海外ならではのさまざまなスタイルがあります。
リゾート
こちらも近年人気のウエディング。
リゾート地の教会やホテル、レストランなどで挙式します。
スタイルは教会式か人前式が主流。
交通費がかかるので、ごく親しい人だけを呼んで、アットホームに挙式したい人向きといえます。
新郎(新婦)の自宅
地方の旧家などに残るスタイル。
和装が基本ですが、双方の了承かあれば洋装でもかまいません。
婿養子の場合は新婦の自宅で行なう場合もあります。
アミューズメントなど
プラネタリウムやテーマパーク、水族館などで行なう結婚式で、個性的で印象的なものになります。
たいていは人前式になりますが、場所によっては教会式も可能。
サンリオプューロランドでは挙式・披露宴をトータルでアレンジしてくれます。
また、老舗に旅館などでも披露宴を受け付けているところがあります
披露宴会場の種類のいろいろ
神社などの併設施設
大きな神社は披露宴会場やレストランを併設していることが多く、神社での神前式後、その併設施設で披露宴を行なうケースが多いようです。
手配も楽ですし、招待客にとっても式場と披露宴会場は近いのが理想ですから、併設施設の利用価値は大きいといえます。
式場
挙式と披露宴がセットになったプランを利用するのが一般的です。
ウエディングだけを扱うプロなので、ホテル同様、すべての相談にのってもらえて心強いという側面も。
お仕着せでないオリジナル色あふれる披露宴を行なえる式場が増えています。
料亭
併設施設のない神社や自宅での挙式、または料亭内での挙式に引き続いての披露宴に利用されます。
和装にはもっとも似合うシチュエーションのひとつといえます。
店によっては椅子席がないので、長時間の正座が苦手な場合は、確認しましょう。
ホテル
披露宴のみを行なうことも可能です。併設施設のない神社や教会、寺院などでの挙式後に、会場近くのホテルで披露宴を行なうケースが多いようです。海外挙式後の披露宴パーティーなどにも利用されます。
ウエディングに関するすべての相談にのってもらえます。
ホテル内のレストランを使うプランも、近年人気です。
レストラン・レンタルハウス
レストランでは挙式に引き続いて、あるいは別の場所での挙式後の披露宴が可能。
カジュアルな披露パーティーや1.5次会スタイル、2次会などにも対応でき、おいしく温かい料理でもてなしたいというカップルに人気です。
厳かな雰囲気のあるホテル内のレストランを利用する方法も。
一軒家タイプの会場を借り切っての挙式や披露宴、パーティーも人気が高まっています。
いろいろな手配は、プロデュース会社に依頼することもできます。
船上
ウエディングに対応できる船ならば、船上挙式に続けて披露宴、着席タイプの披露宴から1.5次会や2次会など、幅広く行なうことができます。
波おだやかな湾内クルーズなので、船酔いの心配はほとんどありません。
荒天のときには船室を利用して対処します。
海外
挙式後にプールサイドやビーチでバーベキューやティーパーティー、カクテルパーティーなどをカジュアルにおこなったり、ホテルや有名レストランで記念ディナーをいただくなど、好みのスタイルで祝えます。
日本に戻ってから、友人や知人を集めた気軽な披露宴を行なうことも。
新郎(新婦)の自宅
自宅婚の後、披露宴を行ないます。
料理は専門の仕出し店などで手配するのが一般的。
親族に小さな子どもが多いときには安心ですし、アットホームな雰囲気で、親族とすぐ仲良くなれるというメリットも。会場費がかかりません。
広い庭があればガーデンパーティーも可能です。
リゾート
リゾート地のレストランやホテル、教会の併設施設や庭などで、ふたりの意向にそった会食パーティーを行なうことが多いようです。
後に日をあらためて、自宅や職場近くのホテルやレストラン、パーティースペースで1.5次会を行なうことも。
パーティースペース
パーティー用の、いわゆる貸しスペースですが、ウエディングに力を入れているところを探せば、衣装から写真まで、たいていの手配を依頼でき、挙式から2次会まで臨機応変に対応してくれます。
メイクルームや親族控え室などの設備も充実しているスペースが増えました。
アミューズメントなど
挙式したスペースで、そのまま披露宴を行なえる会場もあります。
それが無理ならば、近くのレストランやパーティースペース、ホテルなどへ移動します。
挙式が可能なスペースならば、披露宴会場の相談にものってくれる場合がほとんどです。
挙式・披露宴までの準備とマナー
目安は結婚式の10~6ヶ月前■結婚式の日取りの決め方・・・皆が心地よく過ごせる季節・日時を
■挙式・披露宴の会場探し・・・ふたりの希望のプランに合わせた会場選び
■挙式・披露宴の会場探し・・・候補のしぼり込みから契約までのしかた
ふたりの希望のプランに合わせた会場選び
まずは結婚式のスタイルと、だいたいのプランを考えましょう。

あらかじめ挙式・披露宴を行ないたい特定の場所があるならば別ですが、そうでない場合は、希望の式と披露宴が実現できる会場を探すことになります。
たとえば、キリスト教信者ではないけれども、教会で挙式したいならば、信者でない人でも挙式を受けてくれる教会を探します。
教会で宴会はできませんから、近くの披露宴会場を探すことになるでしょう。
神社で結婚式を挙げたいならば、挙式に対応してくれるところを探します。
披露宴会場が併設されているかいなかによって披露宴の場所も変わってくるでしょう。
挙式と披露宴を同じ場所にするか、違う場所にするかによって手間も変わってきます。
まずはだいたいのプランをイメージすると、挙式・披露宴の解消をしぼり込むことができます。
見学・下見は自分たちの希望を固めてから
式場や披露宴会場の見学は、ある程度自分たちの希望を固めてから出かけるようにしましょう。
「とりあえず一度いってみよう」などと安易な気持ちで出かけると、会場で舞い上がってしまい、つい本予約をしてしまったものの、「本当にこれでよかったのかな」と後悔することもあります。
気に入ったならばはずは仮予約を入れ、少なくとも3~4ヶ所は下見に訪れて比較・検討することがが望ましいといえます。
挙式・披露宴までの準備とマナー
目安は結婚式の10~6ヶ月前■結婚式の日取りの決め方・・・皆が心地よく過ごせる季節・日時を
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